年中行事のしきたりマナー婚姻・見合い・仲人

年中行事のしきたりとマナー婚姻・見合い・仲人

婚姻とは?民族学者の柳田国男によると、婚姻の形は大きく分けて三つあります。
(1)婿入り婚、(2)足入れ婚、(3)嫁入り婚という順で変わってきたということです。
婿入り婚は、男性が女性の家に通うというもので、通い婚や妻訪いともいわれていました。
そして、女性の方が公認すると婚姻成立の祝いなどが、女性の方で行われました。
戦国時代から江戸時代になると、男性の家に女性が嫁ぐ嫁入り婚の形がとられるようになりました。
そのころ、現在の結婚式の原型である婚礼、祝言が始まり、一般庶民にも広まっていきました。
婿入り婚と嫁入り婚の中間の形として、足入り婚というものがあります。
婚姻成立の祝いが婿方で行われた後、いったん嫁となった女性が婚家から自分の生家に戻って暮らします。
婿は嫁の生家を訪ねる形をとりながら、一定の時期を経て、嫁や子供たちが婿方に移り、一緒に暮らし始めます。
これが、足入れ婚というものでした。
いずれの場合も婚姻の祝いや儀式は婿か嫁のどちらかの家で行われるのが一般的でした。
現在のように家とは別の場所を借りて式を行うようになったのは、明治以降になってからだそうです。

見合いとは?江戸時代ごろまでは、いまほど男女の交際が自由ではなかったようです。
婚姻の前段階として、見合いをしていました。
見合いの語源は、妻合わす(めあわす)からきているといわれます。
男性に妻となるべき女性を引き合わせるためのもの。
当時の見合いは、主に女性の家で行われ、その場で男性が意思表示をするのが習わしであった。

例えば、訪れた男性と仲人が席に着くと、当の女性が茶菓などを運んできます。
そして、女性を気に入ったときは、お茶を飲むか菓子を持ち帰るか、自分の扇子を置いて帰るかで、婚姻の意思に
あることを伝えます。
逆に、婚姻の意思がないときは、お茶を飲まず菓子にも手を触れず、扇子も置かずに帰ることで意思のないことを
知らせました。
現在でも見合いは行われていますが、男性の意思だけで決まるということは少なくなっています。
人を立てるのが一般的でしたが、最近は仲人を立てずに結婚式を行うケースが多くなってきています。
平安時代ごろ通い婚には、仲人者が登場していて、男女の取り持ち役を務めています。
この場合、たいてい身分の高い人が務めていました。

■仲人とは?
仲人は、両家の経済状態・職業、社会的地位などの釣り合いを考えながら縁談話を進めるほか、婚礼に立ち会う保
証人役も務めたので、橋渡しとも呼ばれました。
現在では、一般的に媒酌人を立てますが、この呼び名は挙式当日の仲人のことで、見合い結婚の場合はそれまでの
経緯上、仲人が兼ねるのが普通だということです。
仲人は今も昔も必要だということですね!!
最近ではお見合いも昔より少なくなってきましたが根気強く仲人をたてながら縁談を決めていくようです。

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